2006年06月08日

■2006モトクロス世界選手権【決勝】

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天気が良いからでしょうか?
それとも、気分が良いからでしょうか?
おはようございます!」と、大きな声で挨拶したくなる時があります。
それはきっと何かにワクワクしている時かもしれません。

決勝日の朝、一番最初は会場内のキャンプ場にお邪魔しました。
昨日から来ているみなさんは、清々しく気持ちのいい森の中で、のんびりと朝を迎えています。
まずは私が一番気になる?!『朝ごはんチェック』に行ってみましょう! ヽ(´▽`)ノ

こちらのご家族は、長野から6時間もかけていらっしゃったそうです。
朝食はママのお手製スパゲティナポリタン。家族全員でおいしそうに食べていました。
モトクロス世界選手権の観戦は今年が初めてとのことですが、お父さんと子供達もモトクロスをされているそうです。
好きな選手は?との問いに、「小島庸平選手!」と答えてくれました。


こちらのみなさんは新潟から。去年の世界選手権と 2 年連続で観戦にいらっしゃったそうです。
朝食は、調理係のお姉さんが用意した豚汁としょうが焼きでした。
「このレースの楽しいところはなんですか?」との質問には「自然と一体となって、楽しめるところがいいですね」と答えてくれました。
みなさん朝からテンションが高め。昨夜はバーベキューをしたそうで、その時もそうとう盛り上がったことでしょう。こちらもモトクロスをやっているそうです。


大自然の中でキャンプをしながらの、レース観戦。みなさん、アウトドアを思いっきり楽しんでいて楽しそうでした。これも他のレースイベントとは一味違った、モトクロス観戦の楽しみ方ですね。
キャンプ場のすぐ下は、入場ゲートになっていて、朝から続々とお客さんがやってきます。
私もお客さんの波に乗って、キャンプ場からパドックにむかい、練習走行が終わったばかりの選手達にインタビューをさせていただきました。




まずはケビン・ストライボス選手から。
道橋「今日の調子はいかがですか?」
ストライボス「昨夜よく眠れましたし、今日は天気も良くてコースのコンディションは抜群です。マシンの調子も良いので、あとは結果に繋がるよう頑張るのみです。表彰台に上れるように頑張ります。」
道橋「日本はどんな印象ですか?」
ストライボス「日本は、どこへ行っても人が多いといった印象です。まだあまり観光はしていないのですが、この試合が終わったら、仙台市内やスズキの工場を見て回る予定なんです。」
道橋「日本食は食べられますか?」
ストライボス「日本食はあまり食べないので知らないのですが、生の魚は苦手です。」
笑顔が素敵なストライボス選手は、ニコニコと答えてくれました。






続いて、スティーブ・ラモン選手にもインタビュー。
道橋「今日の調子と、スズキのマシンについて教えてください。」
ラモン「昨日の予選結果も良く、今日の体調もすごく良いです。スズキのマシンは、とても乗りやすいですね。去年は違うチームのマシンだったのですが、感覚は全く違います。僕にはスズキのマシンがとても合っていると思います。」
道橋「日本はいかがですか?」
ラモン「日本に来たのは3回目で、大好きですよ。ロングフライトで疲れたけれど、日本のファンが暖かく迎えてくれて最高の気分です。」
道橋「日本食は好きですか?」
ラモン「前にお寿司に挑戦したのですが、あれは苦手です。昨日の夜は、パスタやチキンを食べました。
僕は、ヨーロピアンスタイルの食事が好きなんです。」
道橋「スポーツランドSUGOのコースはどうですか?」
ラモン「ここのコースはたくさんのコーナーがあるので、少し難しいですね。昨日は、自分の足で歩いてチェックしました。」
ラモン選手はとても綺麗な目が印象的で、思わず吸い込まれそうでした。

私の拙い英会話に、快くお付き合いしてくれたお二人に感謝です。

お話によると、今回のマシンは日本用のスペシャルバージョンで、ゼッケン番号のところにカタカナで選手のお名前が記されていたんです。
カタカナの文字を、お二人とも非常に気に入っていると言っていましたよ~


両選手に続いて、チーム監督のゲボスさんにお話をうかがいました。
監督は125cc、250ccの各クラスで世界チャンピオンを5回も獲得しているという凄い方なんです。
道橋「スズキのマシンはいかがですか?」
ゲボス「完璧に仕上がってきたよ。軽くてハンドル操作がいいね。エンジン,サスペンション,フレームのバランスが良くて期待できる。」
道橋「日本の印象はいかがですか?」
ゲボス「日本では東京・名古屋・浜松などいろいろな場所に行ったけど、どこも大好きさ。」
監督にも、好きな日本食についてうかがったところ、「お寿司が大好きなんだ。」と、答えてくれました。






この後、パドックのスズキブースとオートリメッサブースでは、選手のトークショーやサイン会が行われ、たくさんのお客さんに集まっていただけました。



ニックネーム『ブッパー』こと加賀真一選手は、トークショーで「海外ライダーの速さの中で、少しでも楽しみながら走れるように心がけています。今年はアメリカでも練習をし、とても調子がいいんですよ。海外ライダーの胸を借りるつもりで頑張りたいです。」とお話されていました。

小島傭平選手は、ブースの裏側でウォーミングアップのためトレーニング用自転車をこいでいましたよ。
「無我夢中で走るのみです。今年はいい成績を残したいと強く思っています。今回は自分の為、そして応援してくれているファンの為に、日本人として頑張って走りたいです。」







そうこうしている間に会場のステージでは開会宣言セレモニーが始まりました。
レースの安全を祈願して、伝統行事『相馬野馬追』の神旗争奪戦が行われ、海外メディアの方々からも注目をあびていました。
花火で打ち上げた『御神旗』を馬に乗った鎧武者が取りあうという行事で、私も見たのは初めてです。

セレモニー終了後、4kgもあるという兜をかぶらせてもらえました~。

お、おもいよぉ~(汗)


間もなく始まる決勝戦に向けて、スズキ観戦エリアにいるスズキ応援団に意気込みを聞いてみました。
お孫さんを連れて、仲間で来たというこちらのグループは、スズキの黄色いシャツをきてフラッグを振り、すっかり黄色一色。
「スズキのライダーを応援に来ました!がんばって~!」と、応援にも気合が入っていました。



青森県からというこちらのご家族も、モトクロスをされているそうで、お子さんは小島庸平選手の大ファンなんですって!
突然のインタビューに、お子さんはちょっぴり照れながらも応援してくれました。




気分が盛り上がった時に、お薦めなのはコレ!
売店で見つけた応援ホーンは、耳に響く大きな音でした。
「フォ~~~~~~~ン」と鳴らせば、選手の耳にも届くかも~?!






スタート位置に行ってみると、選手達がそれぞれ自分の場所の土を掘っているという不思議な光景を目撃。
このように真ん中に溝を作り土の固い部分を出して、スタート時のグリップ力を高める為の地道な作業は毎回定番なんでしょうか?
ラモン選手も一生懸命掘っていましたよ~。



そして、いよいよスタート!
私は、こんなに贅沢な場所でスタートを見ることができました。
「うおぉ~。凄い迫力!」
それにしても、走りを写真で撮るのはとても難しい。
埃をかぶるのは当然で、さらに土の爆弾を受けながらの必死の撮影です。



第一コーナーを越えると、一番の見所とも言える『大坂』という名前の、全長約70m、傾斜30度、最大高低差35mの聳え立つ壁のような坂が待ち構えています。
かっこいい写真を撮ろうと上までやってきましたが、下を覗いてみると『坂』というよりも『崖』といった感じで足がすくむほどの恐さでした~。
しかも選手達が頭上を飛んでいくという、なんともキケンな場所です()




次に取材したのは、ピットからの監督やメカニックの熱い応援シーン。
選手が通過するたびに、サインボードを提示しながら叫んでいるのを見て、私も心の奥がキュンと熱くなりました。




そしてレースの結果は、スティーブ・ラモン選手が2位という快挙!!!
表彰台でのラモン選手の嬉しそうな姿を見ることができて、私もとても満足しました~。
やっぱり結果が良いのは最高です。
今回は更に、今まで知らなかったモトクロスについて色々と知ることができたのが、何よりも自分へのお土産になりました。




2 日間合わせて 23,600 人のお客さんがこのモトクロス世界選手権を楽しみました。
ロードレースと比べると、レースをとても近くで見ることができるのがモトクロスの面白さではないでしょうか。
また SUGO のコースは、観客席から全体を見渡せるので、何が起きているのかすぐにわかるところもいいですね。





最後に、これからモトクロス観戦をしてみようという皆さんに、ひよっこからのワンポイントアドバイス(´∀`)bモトクロスコース内は、舗装されていないところも多いため、雨天の場合は長靴が必需品。私も何年ぶりか?に靴を履き、初めはちょっぴり恥ずかしかったのですが、一日コースを歩いてドロドロになった長靴を見て、おもわず長靴に感謝してしまいました。
モトクロス観戦に慣たお客さん達には常識らしく、長靴率はとても高かったです。
晴れている場合は、汚れてもかまわないスニーカーやトレッキングシューズがお薦めです。
それと、観客席は日陰が少ないので、サングラスや帽子、日焼け止めもお忘れなく~。
ということで、このアウトドアレースについてもっと知りたくなってしまったみなさんは、ぜひ生で見て楽しんでください


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