2006年05月22日

■GSR400と北川圭一選手

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待ちに待ったこの季節。バイカーのみなさんは、思う存分、ツーリングや旅を楽しんでいますか?
「バイカー万歳\(^O^)/」ってな感じで、どこへ行っても、最高の景色と風が私達を迎えてくれることでしょう。
さぁ!ツーリングに出掛けたら、すれ違う仲間に親指を突き出して『GOOD LUCK(^O^)b』の合図を送りましょう♪
バイカー同士ならではの、共有するその瞬間の喜びは、一度味わうと病みつきになりますよ~。

さて、今回のテーマは5月18日に発売を発表したばかりの『GSR400』です。
先日行われた『大阪・東京モーターサイクルショー』で参考出品されていた、あの噂の逸品。
「遂に、スズキが400ccクラスに、力を注いだ!」と、話題が絶えなかったあのバイクです。
リアルスポーツネイキッド』というフレーズがぴったりとハマルこのバイクからは、400ccクラスとは思えない程の迫力が伝わってきます。
かなり大きめのタンクが印象的で、細部にまでこだわったデザインとして、L字ウインカーやマフラーにも注目して頂きたい。
そして何といっても『GSR400』のエンジンは、『GSX-R600』のエンジンをベースに造られたというから、性能の良さは期待できますよね!

この『GSR400』のテクニカルアドバイザーをされているのが、なんと世界耐久選手権に出場中の北川圭一選手なんです。
太陽がキラキラと眩しいほどの穏やかな快晴の日、北川選手が『GSR400』のテストを行うということで、私は新幹線に乗り、「今日はどんな取材ができるのかな?!」と期待を胸に、遥々静岡県浜松市に行って参りました(´▽`)ゞ


北川選手といえば、私は昨年の『鈴鹿8時間耐久レース』でパラソルガールをさせていただいたのですが、スペシャルステージでの登場曲が愛娘さんの好きな『アニメソング』だったのが印象的で、お子さんをかわいがる優しいパパライダーなんだなぁ~っと思ったのを覚えています。

竜洋コースに向かう車の中で、北川選手に「レースを始めたきっかけは、何だったのですか?」と質問しました。

「もともとバイクに興味があって、16歳でバイクの免許を取り、それからは毎日のように峠道を走っていたんですよ。そのうち、だんだん物足りないなぁ~と思い、サーキット走行に参加するようになって、それから鈴鹿で見た『8時間耐久レース』に刺激を受け、趣味から本格的にやってみようと決心したんですよ。」
なんだか私が最近読んでいてハマッているマンガ、『バリバリ伝説』を思い出してしまうような経緯ですよね~。

道橋 「レースを続けていての喜びといったら、何でしょうか?」

北川選手 「それはもう、優勝した時ですよ。『どうや!俺が一番や!』って、あの達成感は最高に気持ちいいですよ~。」

道橋 「レース中って、どんな事を考えて走っているのですか?」

北川選手 「とにかく集中力が切れないようにと、気を引き締めるんですよ。接戦の時は集中するのですが、時間が長いと合間にどうしても違うことを考えてしまうことがあるんです。例えば、ピット帰ったら、何食べようかな~なんて(笑) そんな時は、『そんな事、考えてちゃダメダメ!集中せなっ!』って自分に言い聞かせてます。」

道橋 「レースは、これからも続けますか?」

北川選手 「そうですね。レースは本当に楽しいんです。もちろん波があって、怪我や調子によって成績が悪いときは苦しいし、怖いと思う時ももちろんあります。でも、続けられる限り走っていきたいですね。」

8耐の時はあまりお話できるチャンスがなかったのですが、こうして改めて伺ってみると、とっても気さくに答えてくれて、優しくて面白いということを知ることができました。

「北川選手のファンは多い。」というのをよく耳にしていましたが、やっぱり人を惹きつけるパワーを持っていますね(*゜▽゜)b


と、北川選手について知って頂けたところで、本題に入りましょう♪

北川選手は、『GSR400』と他の400ccバイクも比較のために試乗しながら、何周もワインディングコースと本コースを走っていました。
その姿は真剣そのもので、様々なスピードと状況でテストを行い、車体の性能を体で感じ取っているように見えました。
北川選手が跨った『GSR400』を見ると、まるでレースマシーンのように、かっこよさが数段アップしてしまうから不思議なものです。
これぞ、『北川マジック』ですヽ(*´▽`*)ノ

テスト終了後、「まず、『GSR400』はエンジンのフィーリングが、素晴らしく良い!」と絶賛していました。

「加速も良く、とても扱いやすいバイクだと思いました。まずインジェクションのフィーリングが最高。
それに加えて、素人の方が試してもすぐにわかると思いますが、シフトフィーリングも良いですね。
ハンドリングや、ギアチェンジ、タイヤの滑り具合、エンジン、全てにおいて一段ステップアップした『次世代のバイク』ですね。

更に、高速からのブレーキテストでは、リヤタイヤがホッピングを起こすことも多いのだけど、『GSR400』は 実に安定していてそういう現象が起こらなかったと断言してくれました。

「『GSR400』って、そんなに優れているバイクなのね!」って、私も興味津々でお話を聞きました。

スタイリングについては、
「今までの日本車にはないヨーロッパの雰囲気を兼ね備えた斬新なネイキッドで、高級感もあり質感も好きですよ。
全体的にボリュームがありますが、跨った感じはゆったりとして楽なポジショニングでしたね。
エンジン音は滑らかで全体的には静かなのに、マフラー位置が高いおかげで乗っているライダーからは非常に良い音に聞こえてきましたよ。」と、答えてくれました。

「どんな方が乗ったら楽しめるでしょうか?」という質問には、
「初心者でも乗りやすいのですが、それ以上にテクニックのある方に楽しんでもらえるのではないでしょうか。
中型クラスで、レベルの高いスポーツバイクを求めている方には、是非お薦めしたいバイクです。
と言い、その後はメカニックの方達と綿密なお話を長時間に渡り、論議していました。
北川選手の意見を取り入れることにより、更に乗りやすいバイクへと進化していることでしょう。

北川選手をここまで唸らせ、最新のスズキのテクノロジーを駆使した『GSR400』。
きっと、あなたも乗ってみたいと思ってしまったのでは?



そして、この後、な、な、なんとぉ!
私は、北川選手の後ろに乗せてもらえることになってしまったのです。
キャー!!!いいんですか?!((((゜▽゜;))))
これは、不安とうれしさの混じった叫び声です(笑)

もちろんレーシングライダーの後ろに乗るのは初めてのことですし、普段からバイクの後部座席にはほとんど乗らない私は、一体どんな世界に連れて行かれるのだろう?!と、それはもぅドッキドキでした。
がしかし、こんなチャンスは滅多にありません。「プロライダーの走りをしっかり目に焼き付けよう!」と思ったのですが、それも束の間。

躊躇することなくスピードをあげ、アクセルを開けていく北川選手の後ろで、私は初めてバイクに乗る人のように緊張をしたまま固まっていました。
さぁ、近づいてきたのは第一コーナー。
「え、えっ?え~~~?!・・・こんなスピードで、コーナーに入っていいんですかぁ?!」と、心の中で叫びましたヽ(;゜ロ゜)ノ
そして、「バイクってこんなに倒しても大丈夫なんですか~?」って、心配になるくらい地面がとても近かったんです・・・(驚)

ストレートでは180キロくらい出ていたそうで、フルフェイスヘルメットを被っていながらも、目を開けられない状態でした。
私は、どうにか振り落とされないようにと、それはそれは必死にしがみついていました(汗)
体の芯に襲い掛かる重力に押しつぶされながら、「キャー!」とか「ワァー!」とか声を出すこともできず、涙がちょちょギレました。
こんな感想でごめんなさい。

終わってみると、放心状態でフラフラしている私(笑)
「これでも全然、倒していないほうだよ。」そう言って笑う北川選手。
あのスピードの中・・・いや、レースではもっともっと速いのに、コースを把握し操作やラインを考え、集中し走り続けるプロライダーは本当にスゴイんだなぁ~と改めて実感しました。

私は、ある意味、生まれ変わった気がします?!
今まで知らなかったバイクの世界を、隙間からちょっとだけ覗き込んでしまったような、そんな気分なんです~ヽ(;´O`)ノ

私はバイクを運転して普通に乗ることはできるけれど、バイクの性能をここまで発揮することができる人達がいるということ知りました。

それに、私はバイクが好きだけれど、まだまだ知らない事がたくさんあるんだな~って、また一つ勉強になりました。


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