2008年07月10日

■ジェンマプレス発表会





みなさん、こんにちは。
7月7日の七夕は、一年に一度、織姫と彦星が天の川で出会う日と伝えられています。
現在の暦での7月7日は、梅雨時と重なってしまうこともあって、雨の確率が高くなってしまい、星空が見えずに残念な気持ちになることも度々。七夕の雨は、「洒涙雨(さいるいう)」と言って、二人が分かれる際に流す惜別の涙だと言われています。しかし見方を変えて、「やっと会えた」という、織姫と彦星の喜びの涙だと思えば、雨空も愛おしくなってきませんか?そんな逸話のある七夕を、クリスマスよりもロマンティックに感じられるのは、私だけでしょうか。

そんなカップルの為のこの日、7月7日、夕暮れにさしかかる夜7時から、東京六本木にある東京ミッドタウンで、スズキによる一風変わった“ジェンマ”のプレス発表会が開催されました。

会場は、一般の人も見学できるオープンスペースで、とても開放的。周辺に置かれたグリーンが笹というのも、七夕の雰囲気にマッチしています。
来場者は、カメラやメモ帳を携えたプレス関係者など200名以上。用意された客席がいっぱいになって、立見もでる盛況となりました。
2007年の東京モーターショーで、参考出品車として展示されて以来、皆さんからの熱い期待が途絶えなかったジェンマ。会場の熱気が、その期待の大きさを表しているようです。


今回の私は、ブログのための取材に加えて、オープニングステージでの「大役」を任されていました。その「大役」とは、初公開となるゴールドメタリックカラーのジェンマの登場演出。
私自身が、発表会の冒頭でステージ上へとジェンマを運び、みなさんにお披露目するというもので、責任重大です。当初、幅の狭いステージ上でバイクを取り回すのは困難ではないかと言われていて、ちょっと「ブルー」な気分になってしまいました。

ところがリハーサルで実際にジェンマを取り回してみると、本当に重心が低く、車体もコンパクトに感じるため、私のような非力な女性でも簡単に扱えたので一安心。それでも、当日まで「ドキドキ」だったのは言うまでもないことですけど。

いよいよ、本番。ステージ上のスクリーンに、“ジェンマ”のキービジュアルとして採用された、月周回衛星「かぐや」による、神秘的な「満地球の出」の映像が映し出されます。そしてそれが終わると、いよいよステージ上の扉が開いて、私と”ジェンマ”の登場。お客様の歓声と、たくさんのカメラのフラッシュが眩しくて、緊張から腕が少し震えてしまいました。


オープニングがおわると、最初にスズキの津田社長のスピーチがありました。
津田社長は、プライベートではイントルーダークラシック800に乗っていらっしゃるそうですが、今回ご自身も開発段階にあるジェンマのテスト走行を行い、コンセプト通りの乗りやすさやストレスの無い爽快な走りを実感されたそうです。





次にステージ上に上がったのは、ジェンマ開発の責任者であるチーフエンジニアの守谷さん
守谷さんは、デザイナーが思い描いた一枚のスケッチから、その通りの形にジェンマを作り上げるにあたっての、技術的なポイントについてプレゼンをされました。
そのお話からは“ジェンマ”の独創的なスタイルが、ただ単にカッコいいだけではない、中身を伴ったものであることが伝わりました。
そのなかの一つが、とても足着き性が良く、前席と後席との段差が小さい特徴的なシート。
タンデムをしたときの2人の着座位置が、前後のタイヤの間に、位置するようになっているのだそうです。それによって、二人乗りのときの車体の安定性を高め、乗り心地を向上させているとのこと。

このほかにも、新しいレイアウトのサスペンションなど色々な工夫が、走行テストによる確認の模様と合わせてプレゼンテーションされていきます。
「コンセプト通りに出来上がったと胸を張って言えます!ある意味、ライバルは四輪車かもしれません。」
守谷さんも、完成したジェンマにはかなり満足しているご様子で、スピーチには、自信があふれていました。



そして関係者のプレゼンテーションのあとには、こういった新車発表会では恒例のフォトセッション。
ステージ上のジェンマを囲んで、津田社長など関係者の写真を、大勢のカメラマンが色々なアングルから熱心に撮影していきます。
もちろん私も、本格的なカメラを構えるプロカメラマンにまじって、このブログ用の写真を撮影させていただきました。





熱気のこもったフォトセッションが一段落すると、ステージでは、『Lapita×ジェンマ』のトークショーが始まりました。
Lapitaは、小学館から発行されているお洒落なライフスタイルを楽しむ大人の雑誌。特集は、乗り物、インテリア、ファッションから食べ物まであらゆる“モノ”にこだわり、洗練されたかっこいい記事が目を引く雑誌です。
そのLapitaの編集長である齋藤さんスポーツライターの金子さんファッションモデルの浜島さんジェンマのデザイナーの津島さんの4名が今回のトークショーの参加者。


齋藤編集長は、ジェンマの第一印象を「実物は、写真で見るよりもスマートでコンパクト。さきほどのプレゼンで流れた動画で見た、実際に動いているジェンマは、カーブをとても滑らかに曲がるのが印象的でした。」と話を切り出します。

金子さんは、「シルエットは、私の愛犬のダックスフントに似ているかな。ダックスのように愛嬌を持ちながらも、ジェンマには優雅さが漂っていますね。」というお話。ダックスフントのたとえには、会場から笑いも上がります。

そして浜島さんは「とてもファッショナブルなので、お洒落をして乗りたいです。実際にシートに座った感覚は、まるで家のソファでくつろいでいるような気分でゆったりとしています。」

こんな感じで、皆さんがご自身の第一印象から見たジェンマについて語ってくれたあと、その横で照れくさそうに皆さんのお話を聞いていた、“ジェンマ”のチーフデザイナー、 津島さんにマイクが渡ります。

「みなさんにそう言って頂けて、本当に嬉しいですね。今までの日本では、ビッグスクーターのある生活とか文化といったものが、いまひとつ社会の中に根ざしていないという気がずっとしていました。そういった状況を打破するために、社会や大人に認めてもらえるような、四輪車のような安心感や高級感を持ったスクーターを作りたいと思っていたんです。ライフスタイルを楽しむ大人のみなさんに、ぜひ乗って頂きたいです。」と、とても嬉しそうに語っていました。

その後も、ジェンマのデザインにこめた“こだわり”を熱く語る津島さん。
そしてご自身のもつ“こだわり”と、ジェンマとのかかわりについて、目を輝かせて語る齋藤さん、金子さん、浜島さん。出演者4名の目が、楽しそうにキラキラと輝いていたのが、とても印象的でした。



さて、午前中に降り続いた織姫と彦星の涙雨も上がり、ロマンティックな七夕の夜に発表されたジェンマ
フルフラット2シーターの安心感と密着感は、二人の移動空間を今までよりも、もっとお洒落に、楽しく快適にしてくれることでしょう。デザインからシートまで、「今までにない!」をたくさん取り入れたジェンマ
今後、全国5ヶ所にて、3ヶ月間のロングラン試乗会も行われる予定です。
みなさんもぜひ、“今までにない新しさ”“大人のお洒落”を、お二人でたくさん発見してください!


ジェンマスペシャルページ
http://www.suzuki.co.jp/motor/gemma/