2007年11月02日

■第40回東京モーターショー2007

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みなさん、こんにちは。

10月26日、“第40回東京モーターショー”が開幕しました。

バイク好き、車好きにとっては2年ぶりのビッグイベント。すでに見に行った方もいらっしゃると思いますが、まだ行っていない方たちのため、今日は私が見た会場のレポートをお届けします。
京葉線の海浜幕張駅から会場である幕張メッセへ、北ホール正面入り口を入ると、そこが二輪の展示スペース。

ヨシムラスズキのGSX-R1000&ヨシムラスズキのGSX-R1000スズキブースに到着したら、まずは、今年の鈴鹿8時間耐久レースで優勝したヨシムラスズキのGSX-R1000や、MotoGPのGSV-Rなど大活躍しているレースマシーンを、すぐそばで見ることができます。運が良ければ、美しいモデルさんも立っているかもしれません。








スカイウェイブSS参考出品車レーシングマシンの隣では、ピンク色と紫色を混ぜたようなカラーリング(奇麗!)のスカイウェイブSS参考出品車も目を引きます。








華やかな入り口の展示に迎えられてブースに入ると、まず目に飛び込んでくるのは、ステージ中央で白く輝く『Gemma(ジェンマ)』です。
Gemma(ジェンマ)
とても美しい斬新なスタイルが、多くのお客さんの注目を浴びていました。私が特徴的だと感じたのは、前後の段差が少ないフラットなシート。タンデムシートに座った時、前席の彼との密着度も高そうです。これなら長時間のツーリングも安心して楽しめるでしょう。また、リヤ周りのコンパクトさや、ヘッドライトの形状も、今までのスクーターにはない新しさを感じます。皆さんも是非ご注目ください。

ここでジェンマの開発者である津島さんに、質問をさせていただきました。

「なぜ、このようなデザインを提案されたのでしょうか?」

津島 「スズキにはスカイウェイブという、ビックスクーターの大きな柱がすでにあります。そこでこのジェンマでは、それとは違うもう一本の新しい柱を作ることをめざしました。このため、今までとは違う、未来的なスタイリングや利用シーンを提案しています。」

「デザイン・開発の際にこだわった点はどこでしょう。また、開発時のここだけの話、裏話のようなものがあったら教えてください。」

Gemma(ジェンマ)津島 「一番の特徴である、低く流れるようなスタイルは絶対に妥協したくありませんでした。しかしこれを実現するためには、フロントフェンダーからハンドルカバーに流れるラインを通常のスクーターよりも寝かす必要があったんです。この部分のレイアウトは、操縦安定性ともかかわってくる重要なポイントですから、デザインとの両立ができる、現在の絶妙なバランスを見つけ出すのには、とても苦労しました。」

「モーターショーに来たお客様に、注目して欲しいところはどこですか?」

津島「まずは特徴的な流線形の全体像を、じっくりと見てほしいです。それから、実際にご自分がこのジェンマに乗り込んでから降りるまでのシーンを、ぜひ想像していただきたいと思います。颯爽と跨り、座ったままでヘルメットを装着する。後ろに乗った彼女との一体感を感じながらゆったりと走る・・・。この一連の流れの中に、今までに無いスマートさ、格好良さを感じていただけると思います。」

「会場の反応はいかがですか?先ほどからステージ下で聞いていると、ぜひ発売してほしい!という声を多く耳にするのですが・・・。」

津島「今回、このモーターショーでコンセプトモデルとして初めて公開しましたが、予想を上回る反響です。私たちの提案が、お客様に受け入れてもらえているという、確かな手ごたえを感じましたので、ご期待に沿えるように、がんばりたいと思います。」

Gemma(ジェンマ)津島さん、お忙しい所どうもありがとうございました。こんなに、お洒落なビッグスクーターが発売されたら私の心も動いちゃうかも!








さて、ステージ上の他のマシンにも目を向けていきましょう。

Biplane(バイプレーン)モーターショーといえば、各社が競って創りあげる斬新なコンセプトモデルが楽しみですが、ステージ向かって右側に展示されている『Biplane(バイプレーン)』は、「これは、バイクなの?」と思わず聞きたくなるような、まさに斬新な 形。
率直に、「アニメに出てきそう 」と感じたのは、私だけではないはずです。

こっそりうかがった裏話によると、社内では、「セイウチに見える」「いや、シャチホコじゃない?」「タガメ!」なんて意見も上がっていたそうで。(笑)

実際に目にしたデザインは、エンジンを包み込むようなフォルムが特徴的で、フロント周りのシンプルさに加えて、宙に浮いたようなシートなど、とても斬新で、しかもいままでのオートバイには無い、柔らかい雰囲気を感じました。 つい見とれてしまうのは、私の周りにいらっしゃったみなさんも同様の様子です。

トニー比嘉さんとバイプレーンは、「バイクは飛行機に似ている」という発想から、複葉機をイメージして創られたそうです。
複葉機と云えば、日本人唯一のリノ・エアレースに参戦しているトニー比嘉さんが、この日偶然にも会場を訪れていました。そこで、実際に複葉機を操るトニーさんに、バイプレーンの感想をお聞きしました。
「かっこいいバイクですね!確かに全体的なシルエットが、複葉機の胴体部分に似ていると思います。ハンドルの雰囲気も操縦桿っぽいし、コックピットに入っている感覚で運転できるんじゃないかな。」

トニーさんは、以前にレポートさせてもらった『空と陸。新たな挑戦?!』で、バイクと飛行機の同調する感覚を体で感じて証明してくれた方です。

その時のブログはこちら。
■空と陸。輝くアメリカンドリーム☆
http://chikako.suzuki-bike.com/e72.html
■空と陸、新たな挑戦?!
http://chikako.suzuki-bike.com/e73.html
■空と陸に架ける男の夢。
http://chikako.suzuki-bike.com/e74.html

バイプレーンプロジェクト・チームリーダーの西本さんバイプレーンプロジェクト・チームリーダーの西本さんにもお話をうかがいました。
「現状のオートバイの世界というのは、ある意味マニアックになりすぎているのでは? という疑問がこのモデルを作ろうと思った発端です。

マニアックな部分は重要 だと 思うのですが、オートバイを知らない人にも、何か感じてもらえるような、オートバイの魅力を伝えられる、きっかけになるような新しい形を創りたかったのです。

そ うすることで、これからのオートバイの、様々な可能性を広げられると考えています。」


スズキが提案するバイクは、いつもユニークで目が離せないです。バイプレーンから広がる未来のバイク・・・う~ん、期待が膨らみますね!

Crosscage(クロスケージ)そして、もう一台。空冷式燃料電池システムを搭載した『Crosscage(クロスケージ)』にも、是非ご注目ください。

実は、私・・・このバイクに乗せていだたいたことがあるのです !
初めて見たときの印象は、「不思議!エンジンが無い・・・しかも、マフラーも無い?!」と首を傾げました。

「これは、水素のタンクを積んだ、燃料電池式のバイクです。」と、設計者の方が詳しく教えてくれましたが、なんせ理数系が苦手な私はチンプンカンプン。(笑) とにかく乗ってみようということになり 、テストコースで 大勢の関係者が見守る中クロスケージにまたがりました。

緊張しながら少しずつアクセルを開 けていくと、 まるで滑るような感覚で動き出したのです。音も振動もなく、このまま、真っ直ぐどこまでも走っていってしまいそうな心地良さ・・・まるで、未来へと続いているような感覚にも思えました。

このバイクのデザインは、水素の入っているタンクを守るために、まずフレームから設計されたとのこと。2本のクロスしたフレームが、タンクを守っているところがケージ(籠)のようで、『クロスケージ』という名前がついたそうです。

設計の大田さん設計の大田さんに、クロスケージに関する 反響をお聞きしました。
「特に海外のメディアからの反響が多くて、驚きました。海外ではここ数年、異常気象が続いていることもあって、環境問題に対する関心が、一般の方も含めてとても高いようです。

このモデルはまだ開発途上で、いろいろな課題は残されていますが、一日も早く市販できるように取り組んでいきたいと思います。」


もしかしたら、私がおばあちゃんになる頃には、水素バイクが当たり前の世の中になっているかもしれませんね。

カタログさぁ、コンセプトモデルを満喫した後は、ゆっくりとブース内を見ていきましょう。カタログをもらい忘れた方は、受付で素敵なコンパニオンさんから笑顔と一緒にお受け取りください。




3次元カム式エンジン受付裏では、環境に優しいエンジンとして、燃費を向上させる環境技術提案の『3次元カム式エンジン』がメイン受付の裏側に展示されていますので、こちらもご覧ください。







ライディングコーナーそして、ショーモデル以外の展示で一番の注目は、 『ライディングコーナー』です。
輸出仕様車のB-KING(ビーキング)とハヤブサ1300に跨った自分の姿をを、3方向から カメラで撮影し、自分の前に設置された大型モニタでチェックすることができるのです。かっこいいライディングフォームで決めて、くださいね。
ハヤブサ1300に跨ったお客様にお話を聞くと「膝があたる部分の形状が うまくできていて、以前よりもフィットするようになりました。乗りやすそうですね。」と教えてくれました。

3Dシミュレーションコーナーその近くにある、『3Dシミュレーションコーナー』では、バイクにお好みのカラーとオプションを取り付けて、オリジナルバイクを作成してみましょう。画面の中ではカスタムし放題です!






さて、今回紹介したバイクの他にも、会場にはたくさんのバイクが展示されていますので、みなさんの目で実際に見ていただきたいと思います。
第40回東京モーターショーは、幕張メッセにて11月11日(日)までの開催です。
引き続き、11月22日(木)~11月25日(日)は、ポートメッセ名古屋にて『第15回名古屋モーターショー』が行われ、11月30日(金)~12月3日(月)は、大阪インテックスにて『第5回大阪モーターショー』が開催されますので、こちらもお見逃しなく!
ぜひ、スズキのバイクの“未来”を感じてきてください。



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