2007年03月10日

■“スカイウェイブ250タイプM”プレス向け新作発表会

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春一番も吹いて、すっかり春らしい陽気になってきました。春一番に続く南寄りの風を、春二番、春三番と呼ぶそうで、それらの強風が吹き終わった頃に、春本番がやってくるそうです。先日、バイク業界にも、新しい季節の風、春一番が吹きました。

2月中旬、新しく発売される“スカイウェイブタイプM”のプレス向け新作発表会が、渋谷区代官山で開催されました。思えば、表参道・六本木に引き続いて、今度は代官山。お洒落な街に取材に出掛ける事はとても嬉しく、自然にテンションも上がります。

しかも、単なるバイクの新作発表会ではありません・・・。ファッション業界で話題の『ダブルスタンダードクロージング』とのコラボレーションによる“ファッションショー”も行われるとのこと。「バイクの発表会とファッションショー・・・そこにはどんな共通点が隠されているのかしら?」今回は、そんな斬新なイベントのレポートをお届けしたいと思います。

『ダブルスタンダードクロージング』は、形にとらわれず、セクシーとフェミニンをプラスしたモードカジュアルを提案し、幅広い年齢層で絶大な支持を得ているファッションブランド。
今季のテーマは「ジャクリーン・リー・ケネディ・オナシスの愛した島」で、肩ひじを張らない上品な抜け感を持った素敵な女性の、クラシックでラグジュアリーなスタイルをイメージしているそうです。
私も取材前の準備として、ラフォーレ原宿店にあるショップへいってきました。平日だというのにお客さんで混み合った店内に並べられた洋服は、見ているだけでも十分楽しむ事ができます。
一点一点のディテールに拘りを感じさせるデザインや素材は、どれも存在感があって目を引きますが、私が気に入ったのはベージュ色のスーツ。ジャケットの裏地に隠されたキーワードは、「脱いでもかわいい服」。
繊細なレースの裏地が、女心をくすぐります。結局、取材本番に備えて…という理由をつけて、購入してしまいました (笑)


取材当日、買ったばかりのスーツを着て会場に入ると・・・バイクの発表会とはとても思えない雰囲気。
まず驚いたことに、ステージにはランウェイ(ファッションショーのとき、モデルが歩いていく客席の中に突き出した花道)が設置され、中央に並んだバイクの背景には、クールなモノトーンカラーの巨大ポスターが。両サイドに並んだ赤いマネキンが着ている服は、もちろんダブルスタンダードのモード系ファッション。私の頭の中にあった「バイクの発表会」といったイメージとは、全く違った会場のつくりに、正直圧倒されてしまいました。
会場には、有名女性ファッション雑誌の関係者も出席し、予想を大幅に超える来場者数のため、椅子に座りきれずにステージ周りには立ち見も出るほど。私もなんとか前のほうにスペースを見つけて、邪魔にならないようにしゃがみ込んで見ることに。


定刻になり、いよいよ発表会のスタート。会場全体の明かりが落とされ、スカイウェイブタイプMにスポットライトがあてられます。
まず初めに、スズキ株式会社の次廣二輪・特機国内営業部長から、国内でビッグスクーターの需要が今まで以上に高まっていることや、ヨーロッパでのスカイウェイブのシェア率が高いこと等について説明が行われ、その後タイプMの発売日程が発表されました。
続いて、開発責任者がステージ上に上がり、初めて搭載された“7速マニュアルモード”について、「スクーターは便利で快適なのりものですが、スポーツ性も欲しいというよくばりなお客様の声に応えて、スポーティーな加速フィーリングを実現するマニュアルモードを搭載しました。」というお話が。新型タイプMは、走る楽しさを追求した、新しい形のビッグスクーターに仕上がったようです。
また、リンク式リアサスペンション搭載で、タンデム時にもしなやかで快適な乗り心地を提供してくれるというところも注目して頂きたいとのことでした。


次にチーフデザイナーから、新型スカイウェイブのデザインについての解説。説明の間も、ステージ上でスポットライトを浴びるタイプMは、ロー&ロングの流れるようなデザインと、新色のマーブルデイトナイエローが注目を集め、カメラのストロボが途絶えません。
説明が終わると、プレス関係者から多数の質問が飛び交い、スズキの新しいビッグスクーターに、早くも期待が高まっていることを感じさせました。


そして、会場にBGMが響き、スポットライトが激しく動き回ると、いよいよファッションショーがスタート。私も含め、バイク業界のみなさんもファッションショーを見るは初めてという方が多かったのではないでしょうか。テンポのいい曲にのせて颯爽と歩いてきた容姿端麗のモデルさんに、思わず見とれてしまうこと暫しの間。ダブルスタンダードのエレガントな服装に、スカイウェイブタイプMがしっくりとはまっているのが、最初は少し不思議な感じもしましたが、そこに共通していたのは“ラグジュアリー感”。どちらのデザインにも、都会的な上品さが漂っていることに気がつきました。


ファッションショーの終了後、会場にいらっしゃった、『ダブルスタンダードクロージング』を展開している株式会社フィルムの滝野社長に、今回のスズキとのコラボレーションについてお話をうかがうことができました。
「異業種なので、とにかく面白いじゃん!という気持ちで取り組ませてもらいました。バイクもファッションもニーズが多様化しているのが現状で、みんなが持っている閉塞感をどうやって壊そうかなと、色々考えているところです。今回は実験の一つとしていい挑戦になりました。これからも、バイク業界とは、いろいろとお付き合いをしていければと思います。」
実は、滝野社長も昔はバイクに乗っていたそうで、「暖かくなると乗りたくなってしまうんですよね!スカイウェイブタイプMもぜひ乗ってみたいな~。」と楽しそうに語ってくださいました。


今回のコラボレーション企画で感じたことは、どちらもラグジュアリー感を大切にした商品への“こだわり”がとても強いという事です。
万人受けする物作りの時代から、機能性やデザインを追求する形へと移り変わった現代。
新しい挑戦となった今回の発表会は、バイク業界やファッション業界に刺激的な風を送ることができたのではないでしょうか。
そういった意味でも、スカイウェイブタイプMは期待の新星となるかもしれません。


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